

F-35とやまのめ
(射水市西高木)
射水市は、美しい緑・黄金色の平野の向こうに空と立山連峰を望む景観が自慢です。
しかし、高齢化による農業の担い手不足により承継されない農地が耕作放棄地となる問題が射水市だけでなく、日本全国に波及しており社会問題でもあります。
この景観を守り続けるため富山の35歳以下農家コミュニティ(F-35)が中心となり、農業の魅力を伝え新たに農業へ挑戦する県内外の若者の増加を目指し、射水市の関係人口の増加につなげていきたいと思います。
活動紹介
F-35の立ち上げと共に、さまざまなイベントを企画し開催されました。これらのイベントは、富山にゆかりのある人々と関係を深める機会となり、農業や食文化への理解を広めるために重要な取り組みとなりました。

富山の特産品販売会 in いきいき富山館
まず、1月29日、有楽町の「いきいき富山館」で、富山県射水市西高木地区の特産品販売会が行われました。
目的は、同地区での取り組みを東京の人々に知ってもらい、交流を継続的に促すこと。このイベントでは、地元の生産者や企業が富山の魅力をPRし、来店者70名に対し、富山の自然の恵みが詰まった商品を紹介しました。参加したF-35メンバー5名がそれぞれのこだわりの商品を提供し、地域とのつながりを広げました。

富山ウェルビーイングコミュニティ交流会
同日、渋谷の「SHIBUYA QWS」にて「富山ウェルビーイングコミュニティ」との共同交流会が開催されました。
この会では、富山に縁のある方々が集まり、互いの「やりたいこと」を語り合う場が提供されました。富山に戻って貢献したいという気持ちや、地域への思いが共有され、50名の参加者が今後の関わり方を模索しました。

富山でのレストランバス交流会
また、2月16日には富山で「F-35」メンバーの農地を巡るレストランバスツアーが行われ、11名の参加者が農作物の収穫を体験しました。
収穫後、地元のシェフが手掛ける料理を囲みながら、農業に対する理解を深め、農業の未来について意見を交換する場となりました。

「F-35定期便」のリリース
さらに、富山の農産物を定期的に楽しめる「F-35定期便」もリリースされました。
1980円からのお試しセットや、人気商品を詰め合わせた定番セットを通じて、地域と消費者との絆が育まれています。販売をきっかけに、地域のサポーターが徐々に増え、西高木地区を拠点に今後の展開にも期待が寄せられています。