F-35とやまのめ
(射水市西高木)

射水市は、美しい緑・黄金色の平野の向こうに空と立山連峰を望む景観が自慢です。
しかし、高齢化による農業の担い手不足により承継されない農地が耕作放棄地となる問題が射水市だけでなく、日本全国に波及しており社会問題でもあります。
この景観を守り続けるため富山の35歳以下農家コミュニティ(F-35)が中心となり、農業の魅力を伝え新たに農業へ挑戦する県内外の若者の増加を目指し、射水市の関係人口の増加につなげていきたいと思います。

活動紹介

F-35(エフさんじゅうご)では、射水市西高木地区を持続可能な魅力ある田園地域とすることを目指して、多様な世代および県内外からの関係人口の創出を目指した実証実験を行います。

実証実験の1つとして、「F-35やさいの定期便」を実施します。
これはF-35メンバーが生産した野菜をセット商品として販売する取り組みで、地域で生産された野菜を通じて関係人口の創出を目指しています。商品やF-35の魅力を広く知ってもらうためには、まずはブランディングをしっかり作っていくことが重要だと判断。伴走事務局がF-35メンバーと共にビジョンコンセプトのブラッシュアップを行いました。

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メンバーそれぞれが思い描いていたF-35の目指す姿を、個々の想いや意見を出し合うことで解像度を高め、次のようなビジョンを明確にしました:
「農業を中心とした周辺職域のスキルを持つ若者を中心に、県内外から西高木へ自発的に集まり、各々が地域内での交流を深めながら、仕事や暮らしを通じて皆の手で維持される田園風景を身近に体感できる」
このビジョンは、地域の魅力を活かした持続可能な未来を描いています。

今後伴走事務局では、これまで出てきた意見や情報を整理しながら地域のビジョンを精緻化していくと共に、取り組みを検討するワークショップ等で周辺ステークホルダーの方々を巻き込みながら今後のアクションの準備を進めていきます。